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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2012年06月18日

九州オープンゴルフ選手権観戦(初日)

先週末に行われた九州オープンゴルフを見に佐賀クラシックゴルフ倶楽部に行ってきました。

当日は大会の初日でした。アウトのホールを中心に観戦し、特にツアーシード選手たちを目的に追いかけて行きました。その中で筆者が感じた感想をちらほらと書きます。

小田孔明選手ですが、終始首をかしげながらのラウンドでした(笑)ドライバーが左右に散った場面もありましたし、アイアンもグリーンには乗るものの、不満げな表情が多かったです。恐らく、自分の狙ったところに行ってなかったのでしょう。

パー5のティーショットが左に曲がってカート道(アスファルトではないところ)にボールが行ったときには、救済を受けずにそのまま打たれました。ところが、ちょっとダフリ気味に入って狙ったフェアウェイには届かずに手前のラフに。そういったショットから見ても、どうも本調子ではないのでしょう。最終日、スコアを崩したのもなんとなくうなずける結果でした。

ただ、ドライバーの弾道はすごかったです。他の同組のメンバーとは全然球筋が違いました。途中から競りあがっていくようなボールですね。あのボールをドライバーで打てるのはすごいなと思いました。

小田龍一選手ですが、恐らく、奥さんも一緒に同行して応援をされていました。ただ、残念ながら今回出場したツアープロの中では、一番調子を落としていらっしゃるのではなかろうかと思います。まず、アプローチとショートアイアンの距離感がまったくといっていいほど出ていませんでした。雨の中のラウンドで集中力を乱すようなしぐさもありましたし、ファーストパットを打ってOKパーに寄せるのもなかなかできずに苦労しているみたいでした。
ロングホールの2打目でボソッと
「どの方向にどのくらい打ったらいいのかわからん」
と、同組の選手に対してぼやいていたのには笑いました(笑)

…っていうか、小田孔明選手もですが、小田龍一選手もたばこ吸いすぎ(笑)ハーフターンの待ち時間の際には、筆者の目の前を二人のタバコの煙がもうもうと曇っていました。
※筆者はたままた近くでコーヒーを飲んでいただけです。

諸藤将次は笑顔が素敵でした(笑)同組の藤島選手がアプローチをする際に、こころないギャラリーが歩き出したのを見た諸藤選手が、さっと右手をあげてギャラリーの動きを制したのを見たときにはいい人だなと思いました。先輩の藤島選手に気を使っていたのかな。

諸藤選手といえば、ドライバーの飛距離が魅力なのですが、佐賀クラシックが距離がなく、やや狭いコースだったのであまりドライバーを使うシーンを見られませんでした。諸藤選手は、スイングのテンポが速いので、典型的なアベレージゴルファーの筆者にはあまり参考になりませんでした。ただ、諸藤選手のそのテンポの速さがアプローチの距離感のばらつきを生んでいるような気がしてなりません。ばちっ!と寄るときもあれば、なんで?って言うほど寄らないときもあったし。調子の波があるというよりは、思ったところに思った力で打てているのに、なぜか寄らないという状態のような気がします。初日のプレーを見たら、もっともっと勝てそうな選手ですが、2日目、3日目と段々と順位が下がっていきました。飛距離が魅力的なだけに、ショートアイアン、アプローチの精度をあげて欲しいですね。なぜ寄らない?っていうシーンが減ればいいですね。そうそう、諸藤選手の背筋はかなりすごかったです。肩の付近が相当盛り上がっていました。

宮里聖志選手ですが、良くも悪くもかなりリラックスして試合に臨んでいらっしゃいました(笑)彼の2つ後ろの組の宮里優作選手の方にはまってしまって、聖志選手はあまり見れませんでした。優作選手の組についていた際、ショートホールで前の組がつまっているときに、グリーンで短めのバーディパットをさらっとはずす聖志選手の姿が見えました(笑)はずした瞬間、優作選手も吉本新喜劇ばりにかるーくひざをかくっとこけてましたwww

宮里優作ですが、今回のオープン大会を見に行って一番の収穫でした。何より、スイングテンポがかなり素晴らしいです。ドライバー、ミドルアイアン、ショートアイアン、アプローチ、すべてにおいてテークバックからフォローにかけての流れが抜群に綺麗で、メトロノームで計ってみたいくらいのテンポのよさでした。

時々、アプローチで緩む癖のある筆者ですが、あの一定のリズムでスイングの開始から終了まで打ち切るリズム。そのなかで丁寧にラインを出しながらヘッドの抜いてフォローを取るあの打ち方はかなり参考になりました。

優作選手のスイングのすべてにおいて力をいれず、ボールを打った後こそがヘッドが最速になるような流れるような円運動。非常にためになりました。ゴルフの中継は結構テレビで見ているつもりですが、現場でプロのスイングを見るとかなりいいものですね。一時期、優作選手が勝てないのが七不思議のひとつみたいな感じで言われていたことがありましたが、かなりうなずけます。早く1勝して自信を持って欲しいですね。

また、ラウンドの途中に、待ち時間に大会出場中の高校生に話しかけたり、他人のプレーにナイスと声をかけたり、ハウスキャディさんにも優しく接していたりと、非常に紳士的できさくな姿も印象的でした。

…とかなりべた褒めですが、ミドルホールのティーショットでユーティリティをつかまえすぎて左に曲げ、暫定球を打つというところで彼の元を離れました(笑)

大会を通じてあれ?と思ったことは、こういう大会にでているトップアマチュアの方でも、ティーショットでとんでもないスライスボールを打ったり、セカンドのウッドでダフったりというところがちらほらと見えました。何が言いたいのかというと…もっと自分も自信を持ってもいいかなということです(笑)

ただ、トップアマたちはミスを繰り返したり続けたりしません。そういうミスがでても、悪くてもダボ、ボギーで抑えます。ミスを続けてトリプルボギーを打ったりというのはほとんど皆無でした。また、危険な場所があれば、絶対に届かないクラブで打つなどのマネジメントがしっかりとしていました。

彼らは、多種多様の球筋でボールを自由自在に操っているわけでもなく、とんでもないロングパットをスコンスコンと入れているわけでもありません。ただ、ミスがでないように、スコアが崩れないようにしっかりとまとめていく作業を地道にこなしていました。

アベレージゴルファーである我々も狙い方、クラブの選択の仕方などの考え方を変える事と、ラウンドを通じて集中していくことができれば、必ずやもっともっといいスコアがでるはずです。

非常に勉強になった大会観戦でした。
  


Posted by オオタニ  at 23:20∟Pro Tour

2012年06月12日

PING i20 ドライバー 試打

ピンのi20ドライバーを試打してきました。





まず、見た目ですが、フェースの中央部分がスコアラインがなくなっていて、つるつるになっているんですよね。ボールを置いて構えたときに、このつるつるが見た目に違和感があるという人がいるかもしれません。ドライバー全体が黒い色ですので、尚更フェースの中央部分がさらっとしているのが気になりました。タイトリストの910系も同じ感じなのですが、i20の方がブラックがより鮮明ですのでちょっと気になってしまいました。まあ、実際にラウンドで使うときは問題ないでしょうけどね。

今回の試打では、シャフトをプロジェクトXの60を打ったのですが、これがかなり手ごわいシャフトでした。シャフトをしならせてボールを捕まえようとすると、思ったよりも力を入れて振らないといけませんでした。ボールもなかなかつかまらずに擦ったようなスライスがでてしまって、タイミングを合わせるのに苦労しました。単純にハードスペックなシャフトだと思います。

打感は芯を食ったときにもボールが当たった!という手ごたえがあります。柔らかくて気持ちいいというのとは対照的ですね。こういう当てた!!という感触はなんとなくアメリカ人好みのような気がします。かなりなんとなくですが(笑)
音はちょっとかわいたやや低い金属音で、打った音が耳障りになることはありません。

ピンのドライバーはちゃんとフィッティングしないと、痛い目に合いそうな気がしますが、その反面、しっかりフィッティングしてもらうとかなり自分にあったドライバーを作ってもらえそうです。ショップを選んで買わないといけないような代物なんでしょうね。

今回は、筆者の琴線をはじくような感じではありませんでした。

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感想(0件)


  


Posted by オオタニ  at 01:48∟Driver

2012年06月07日

動かせない障害物からの救済は打ち方変えてもよい?!

ゴルフ規則裁定集というのをご存知でしょうか。

ゴルフ規則はあくまでもルールで、ゴルフ規則裁定集はある事象がラウンド中に起きた場合に、どのような裁定を行ったかというものが記載されているいわば応用編のようなものです。見ていくといろいろなおもしろい事象が記載しています。

⇒ ゴルフ規則裁定集(JGAホームページ)

前回もルールの紹介を行いましたが、今回から、ちょっと迷うような事象をクイズ形式で紹介していこうかと思います。

■動かせない障害物からの救済(裁定集:24-2b/17、24-2b/18)
樹木や岩などの通常の障害物が多い福岡セブンヒルズゴルフ倶楽部ではこういう事態が起きるかもしれません。


あるホールで、巨大な岩の右側付近にボールが止まった。
右打ちである木曽君の次打のストロークの際、スタンスをとることが難しくホールに向けてプレーすることができなかった。しょうがないので、左打ちでボールをフェアウェイに出そうとスタンスをとると、その足元にカート道がかかってしまう。
木曽君は、左打ちの場合に足元に掛かるカート道を動かせない障害物とみなして適切な処理で救済を行った。

左打ちによって救済を行った結果だが、右打ちでもホールを狙える状態になったので、ドロップ後に右打ちでストロークを行った。

この木曽君の行為は…

A.失格
B.1打罰
C.2打罰
D.罰なし


正解は…?
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Posted by オオタニ  at 20:11∟Rule

2012年06月05日

タイトリスト VG3ドライバー 試打

タイトリストのVG3ドライバーを試打してきました。





シャフトはVG60の方を試打しました。

まず、最初に思ったのは、思っていたよりもしっかりしたシャフトで、平均46~48m/s程度の筆者のスイングでしっかりふっても、シャフトが負けるようなことはありませんでした。
しなりが思ったよりもなく、先端の走りもそこそこだったので、つかまりも劇的に良いわけではなく、程よい感じかなという所でした。
910よりもやさしめという触れ込みであるのですが、ゼクシオやファイズレベルまでの優しさはありません。

やはり、しっかりとしたスイングで体全体で同調して振り込まないとすぐにスライスがでてしまいます。
逆に、インサイドからややフック気味に打ったとしても、ボールは極端なフック回転はしてませんでした。
フェースそのものがスクエアに近く、シャフトもしっかりとしているのでアベレージモデルではちょっと柔いなという人はちょうどいいかもですね。
アベレージモデルと同等のスペックがよかったら、VG50という選択肢もあるので幅広く選べそうです。

自分のスイングでは、フェースを飛球線方向にまっすぐ向かせて、ややクローズスタンスでドロー気味に打ったらそのまま綺麗なドローがかかりました。非常に素直でいい子なドライバーです(笑)

…とはいうものの、910よりも少しは手打ちの許容をしてくれそうなドライバーでした。
スイートスポットが広く、ヒット時にフェースの向きさえ合わせれば、体と同調させなくてもある程度の飛距離を出してくれそうです。
910は、手打ちで合わせていくだけでは、しっかりヒットしたときのしなかったときの飛距離の差にかなりばらつきがありますので、その点はVG3の方がより「優しい」のかもしれません。

打感は、自分が持っている910D2よりもボールの吸いつきを感じました。
音もスパーンと非常に気持ちのいい音がして、打ったときの手ごたえを感じることができそうです。
ボールの吸いつきを感じるので、ミスショットをしたときがはっきりと分かりやすいです。
こすったときやつかまりすぎたときは、手ごたえが浅い感じがはっきりとわかります。
手ごたえにはっきりと表れるので、もし、ボールを打った瞬間に見逃してしまったとしても、ボールの所在地の予測がはっきりとできそうですw

構えた感じはかなりオーソドックスな丸い形で、奇をてらう事無くすんなりを構えることができると思います。
クラウンの所に▼印があるのも個人的にはGOODです。

値段もかなり下がって来ているので、買い替えを検討している方はかなり買い時ではないかと思います。


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Posted by オオタニ  at 14:31∟Driver